ちょい悪

数年前、まだ自分が結婚するなんてことも、ましてやママになることも想像すらできなかった、独身貴族満喫中のころ、私の夢のひとつ、大好きなまんぼうと一緒に泳ぐ!を実現するため、近くのダイビングスクールへ。

そこにいたのは、40代半ばと思われる、いかにもマリンスポーツ大好きな出で立ちのオジサン。

その人がオーナーだった。

茶髪の生え際が少し白くなってた。

年取ったチャラ男。

チョイ悪のほうがまだかっこいい。

まんぼうと泳ぎたいと話すと、一日練習すれば潜れるって。まんぼうがいるスポットにもいけるって。

少々胡散臭さもあったけど、もお大好きなまんぼうと泳げるならば!と、そっこー登録した。

話しながらも終始、

「あと20年若かったらなー」と、やたらジロジロみてくるオジサンに気味の悪さも覚えたけど、夢を叶えるために、こんなチャンスはなかなかないだろうと目をつむった。

ダイビング当日。

集合場所に集合時間になって現れたのはオジサン。

と、私。

だけ。

ウソでしょ?ふたりで?

「他に行く人いないからふたりだけどいい?」

いいわけない。気持ち悪い。

でも、大好きなまんぼうがまってる、、、

と、妥協したのが間違いだった。

ついたのは海じゃなくてラブホ。

最悪。

でもなんか、ちゃんと断ることができなかった私は結局流れでオヤジと過ごした。

脱いでもオヤジはオヤジだった。

申し訳ないけど、早く終われーと思いながら過ごした。

あの時初めて、興味ない人に触られるのがこんなに気持ち悪いんだって知った。不快。

それから、ちゃんと断るとこは断るって学んだ。

あのだるんだるんにたるんだ、だらしない体。

恐ろしいことに今のわたし、まさにあれだ。

年下の彼氏ができた今、

オバサンは脱いでもオバサン

と思われることか恐怖でしかない。

腹筋、始めます。

それからオジサン。

あと20年若かったらなーって、

20年前に出会っていても、私はあなたを選びません。

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